- サマリ: ファイル変換用 GUI (Win 用) 複数形式版 OOobbs2/4 続き?
- 環境: General
- 状態: 投稿
- 投稿者: はにゃ??
- 投稿日: 2006-10-10 (火) 04:20:39
質問 
OOoKonv version 0.2.0 
OOoKonv は OpenOffice.org を利用してファイルを変換する
ためのダイアログとマクロライブラリです。
ファイルの構成 
- OOoKonv.exe Windows 実行ファイル
- OOoKonv_version.uno.pkg OpenOffice.org Basic マクロライブラリ
以下のファイルは含まれていませんが、作成される可能性があります。
- (OOoKonv.ini) OOoKonv 設定ファイル
使い方 
- OpenOffice.org をインストールしておきます。
- OpenOffice.org を起動します。
- ツールメニュー - パッケージマネジャを選択します。
「追加」ボタンをクリック。ファイルを選択するダイアログで
OOoKonv_0.2.0.uno.pkg ファイルを選択します。
(以前のバージョンがインストールされているときには、削除してから
新しいファイルをインストールしてください。)
- ファイルが読み込まれます。読み込みが終わったら OpenOffice.org
を終了してもかまいません。
- OOoKonv.exe を実行します。ダイアログが表示されます。
- 始めに起動したときには、ツールメニュー - 設定 - OOoKonv Settings
ダイアログで OpenOffice.org のプログラム soffice.exe を指定してください。
「変更」ボタンをクリックして選択してください。
OpenOffice.org 2.0 のインストール先がデフォルト
(C:\Program Files\OpenOffice.org 2.0\program\soffice.exe)
の場合には自動で認識します。
- ファイルのエクスポート用ディレクトリを使用する場合には、
Export Directory Path も設定してください。
「変更」ボタンをクリックして指定してください。
- 変換したファイルをエクスポート用のディレクトリに保存する場合には、
ツールメニューの「エクスポート先へ」を選択してチェックが入った状態に
してください。
- 変換先のファイルの上書きを行うときには、
ツールメニューの「上書き」を選択してチェックが入った状態にしてください。
- ファイルメニュー - 設定の保存 で OOoKonv.ini ファイルに設定を保存します。
次回起動時にこのファイルから設定を読み込みます。
(勝手に設定が保存されることはありません)
- エクスポートするファイル形式を選択します。
- 変換したいファイルをダイアログ上へドラッグアンドドロップします。
(エクスポート先を使用しない場合には、元のファイルと同じ場所に出力されます)
変換できるファイルの種類 
今のところ OpenOffice.org Basic マクロの OOoKonv ライブラリで
変換に対応しているファイルの種類は次のものです。
- PDF - Portable Document Format (.pdf)
- HTML ドキュメント (OpenOffice.org) (.html)
- テキスト (.txt)
- Rich Text Format (.rtf)
- Macromedia Flash (.swf)
- Microsoft 97/2000/XP (.doc, .xsl, .ppt)
- OpenDocument (.odt, .ods, .odp, .odg, .odm, .odf)
これらのうち、Microsoft 97/2000/XP を選択した場合には、自動的に
Writer: MS Word, Calc: MS Excel, Impress: MS PowerPoint に
変換されます。
OpenDocument の際にも自動的に変換します。Web ドキュメントは
Writer ドキュメントとして保存されます。
また、各種のファイルは次の OpenOffice.org ドキュメントタイプに依存します。
- PDF
- Write, Calc, Draw, Impress, Global, Web
- HTML
- Writer, Calc, Draw, Impress, Global
- TXT
- Writer, Calc, Global, Web
- RTF
- Writer, Calc
- SWF
- Draw, Impress
- MS
- Writer, Calc, Impress
- OOO
- Write, Calc, Draw, Impress, Global, Web
なお、OpenOffice.org でインポートできるファイルのみ変換できます。
削除 
いらなくなったときには、OOoKonv.exe, OOoKonv.ini, OOoKonv_0.2.0.uno.pkg
ファイルを削除してください。
また、OpenOffice.org を起動してツールメニュー - パッケージマネジャ
から、マイライブラリにある OOoKonv_0.2.0.uno.pkg を選択、「削除」
ボタンをクリックして削除してください。
注意点など 
ファイルの上書きには注意してください。エクスポート先ディレクトリを利用
していない場合には、上書きのチェックを外すことをお勧めします。
ファイルの変換の際、OpenOffice.org が自動的にファイルの種類を判別して
読み込むに任せています。そのため、OpenOffice.org で開くことが出来る
ファイルは上記のドキュメントに対応したファイルへは変換できるはずです。
テキストファイルのインポートおよびエクスポートの際に
エンコードおよび改行コードを選択できるようにしました。
(EUC-JP, Shift_JIS, UTF-8) (LF, CR, CRLF)
大量のファイルを一度に変換する場合には、OpenOffice.org を起動しておく、または
クイック起動状態にしておくといいかもしれません。
(ファイルごとにコマンドを投げているためです)
設定ファイルへは次の値が保存されます。
- OpenOffice.org へのパス
- エクスポートディレクトリ、
- エクスポートディレクトリを使用するかどうか
- 上書きするかどうか
- インポート時のエンコード
- インポート時の改行コード
- エクスポート時のエンコード
- インポート時の改行コード
メニュー - 設定の保存を選択しないと変更は保存されません。
HISTORY 
- 0.2.0
- October 11, 2006 テキストファイルのインポートとエクスポートの際のエンコードおよび改行コードを設定できるように
- 0.1.0
- October 10, 2006 リリース
OOoKonv_0.2.0.zip
回答 
感想,コメント,メモ 
- どうせ Windows でしか使えないから、OOo Basic よりも Win32OLE 使ったほうがいいような気がする。 -- はにゃ??
- http://aodl.sourceforge.net/AODC.html
こんなのあったんですね。OOo いらないのか。でも、テキストファイルのエンコードが選択できたほうが日本語圏にはうれしい。 -- はにゃ??
- とてもすばらしいツールですね。このツールを組み込みで使用したいのですが、 -- みやこ?
- Javaのjarファイルなどでの実装は考えていらっしゃったりしませんか? -- みやこ?
- (たびたび申し訳ないです。もしお忙しいようでしたら、私の方で実装を行うことが可能かもしれません。) -- みやこ?
- Java では、私には無理そうです。ぜひ作成したいというのであれば、自由にしてもらってかまいません。ソースが同梱されていなかったようなので、
OOoKonv.rb
…OOo Basic のライブラリの方を jar にということでしょうか?
まぁ、OOo Basic の OOoKonv ライブラリを使用するのでしたら、ご自由にお使いください。変更、再配布などなんでもお好きなようにしてくださってかまいません。マクロの内容に関して質問、要望等があれば可能な範囲で対応します。
- そういえば、JooConverter ならコマンドラインから変換できますね。 http://jooreports.sourceforge.net/?q=node/9
-- はにゃ??
- お返事ありがとうございます。また、わざわざソースまで頂いてありがとうございます。 -- みやこ?
- Basic自体がJavaでかければなおよいですが、それはちょっと難しそうなので、BasicはBasicとしておいておいて、パッケージの登録から変換までのメソッドが入っているJarがあれば使いやすいかな〜と思ったのです。たくさんのファイルを変換するのにも対応しやすいかと思いましたし、他のプログラムとも連携しやすいと思ったので。 -- みやこ?
- JooConverterを紹介していただいたので、そちらをちょっと確認してみたり、頂いたソースの(rubyは僕はわからないですが)やっている内容はそこから推察できるかと思いますので、簡単なものでもJarで実装してみようかと思います。 -- みやこ?