Top > Extensions > Addons アドオンツールバーとメニュー
拡張機能のツールバーとメニューが利用できます。 概要
拡張機能に Addons.xcu (ファイル名は何でもよい) ファイルを追加して拡張機能のツールバーを作成したり、メニューに拡張機能の項目を追加できます。 /org.openoffice.Office.Addons に値を追加、変更するのがここでの主題です。 Apache OpenOffice 4.0 で互換性のない変更が行われたため、それぞれについて各ページで説明しています。 画像
メニュー項目やツールバーに表示するアイコンの画像を指定できます。上記で指定している ImageIdentifier を使う方法は古いので別の方法をお勧めします。ImageIdentifier を使う場合には 16 x 16 および 26 x 26 pixel の bmp 画像しか取り扱えませんでした。新しい方法では png 画像が利用できます。 Images を使う方法
新しいこちらの方法をお勧めします。 Images ノードに実行するコマンド URL ごとに画像を指定します。画像の指定は URL で指定する方法または画像のバイナリデータを文字列として埋め込む方法です。データを埋め込んだもののほうが優先的に表示されます。データを埋め込むとメンテナンスしにくくなるため URL 指定の方が楽です。 まずは URL を指定する方法です。 Images ノードに独自名のノードを追加します。URL プロパティ値にコマンド URL を指定します。画像指定は UserDefinedImages ノードのプロパティで指定します。16x16 pixcel の画像 ImageSmallURL、26x26 pixcel の画像 ImageBigURL、ハイコントラスト 16x16 pixcel の画像、ハイコントラスト 26x26 pixcel の画像 ImageBigHCURL が指定できます。
画像の URL 指定は %origin% を利用します。この %origin% は拡張機能のインストール時に設定ファイルのあるディレクトリの URL に置き換えられます。上記の場合にはディレクトリ構成は次のようになります。
png 画像の透過は正しく処理されます。 次はデータを直接指定する方法です。バイナリデータを十六進数に変換して文字列として記述します。 データは長いので省略しますが、データの文字列はマクロを利用すれば簡単に作成できます。
ImageIdentifier を使った方法
少し古い方法です。bmp 形式の画像しか取り扱えません。bmp 画像のマゼンタ rgb(255,0,255) の部分は透過処理されます。 それぞれの項目に ImageIdentifier プロパティを埋め込みます。 ファイル名 drawingexport_16.bmp と drawingexport_26.bmp の二つのファイルを用意しておき、次のように指定します。
_16.bmp や _26.bmp の部分は表示設定に応じて選択されます。 ヘルプ
OfficeHelp ノードに独自のノードを追加することでメニューのヘルプ以下に拡張機能のヘルプが追加できます。 OfficeHelp ノードに独自のメニュー項目を追加します。メニューの項目は上記のアドオンメニューへ追加するときと同じようにします。 |