Top > OOoBasic > Generic > Undo

取り消しとやり直し Edit

Undo と Redo を制御します。この API は OOo 3.4 から利用できます。

XUndoManager Edit

ドキュメントの UndoManager にアクセスします。

Sub Undo_1
  oDoc = ThisComponent
  oUndoManager = oDoc.getUndoManager()
End Sub

Undo を登録 Edit

マクロなどでドキュメントを変更するときに undo コンテキストを追加して一段階でそのマクロによる変更を取り消せるようにします。

例えば、以下の例では Writer ドキュメントの一部の文字色を変更しています。二箇所変更しているため一度の取り消しでは元に戻せず、各箇所ごとに取り消しを行う必要があります。 一方、undo コンテキストを設定すると複数ヶ所の変更を一段階で取り消せるようになります。

Sub Undo_2
 oDoc = ThisComponent
 oUndoManager = oDoc.getUndoManager()
 
 oText = oDoc.getText()
 
 oUndoManager.enterUndoContext("Undo Test") ' undo コンテキストの開始
 
 ' なにかを行う
 oCursor = oText.createTextCursor()
 oCursor.gotoStart(False)
 
 oCursor.goRight(1, True)
 
 oCursor.CharColor = RGB(255, 0, 0)
 
 oCursor.goRight(1, False)
 oCursor.goRight(1, True)
 
 oCursor.CharColor = RGB(255, 0, 0)
 
 oUndoManager.leaveUndoContext() ' undo コンテキストを終了
End Sub

enterUndoContext メソッドの引数に UI で表示される取り消しの説明を与えます。undo コンテキストを leaveUndoContext メソッドで終了させます。

正しくコンテキストを終了させなかった場合にはそのコンテキストは無効になります。

隠し undo Edit

UI に表示されない undo を登録します。enterHiddenUndoContext で新しいコンテキストを開始、leaveUndoContext メソッドで同じようにコンテキストを終了させます。 表示されている一番上の undo を実行したときにそれよりもスタックの上にあるときにこっそり実行されます。

取り消す Edit

UndoManager の undo メソッドを呼び出します。undo が行えるかどうかは isUndoPossible メソッドで判断できます。

やり直し Edit

UndoManager の redo メソッドを呼び出します。redo が行えるかどうかは isRedoPossible メソッドで判断できます。

タイトル Edit

現在の undo アクションのタイトルは getCurrentUndoActionTitle メソッドで取得できます。また、全ての undo アクションのタイトルは getAllUndoActionTitles メソッドで取得できます。

現在の redo アクションのタイトルは getCurrentRedoActionTitle メソッドで取得できます。また、全ての redo アクションのタイトルは getAllRedoActionTitles メソッドで取得できます。

初期化 Edit

clear メソッドで現在の undo および redo スタックを空にします。

clearRedo メソッドで redo スタックのみを空にします。

reset ではロックなども削除され、スタックも初期化されます。

ロックについて Edit

UndoManager をロックすると undo スタックに登録できなくなります。lock メソッドでロック、unlock メソッドでロックを解除します。isLocked メソッドでロックされているかどうかを判定できます。

より自由な undo/redo アクション Edit

com.sun.star.document.XUndoAction インターフェースを addUndoAction メソッドに与えることで自由に undo/redo の内容を実行できます。

undo メソッド、redo メソッドを実装しておく必要があります。また、Title 属性も必要です。不要になった場合には UndoManager によって dispose されます。

undo リスナー Edit

com.sun.star.document.XUndoManagerListener インターフェースをリスナーとして利用して UndoManager に対する操作について通知を受け取ることができます。


Reload   New Lower page making Edit Freeze Diff Upload Copy Rename   Front page List of pages Search Recent changes Backup   Help   RSS of recent changes