データ系列
一連のデータを含むデータを保持するデータ系列。 データ系列
データ系列には com.sun.star.chart2.DataSeries サービスをインスタンス化して使用できます。 データシークエンスをそのデータ系列のデータとして保持しています。また、データポイントや回帰曲線なども同様に保持しています。 その系列の見た目 (折れ線の色やバーの色など) を決定するのはこのデータ系列のプロパティです。 データ系列の作成
oDataSeries = CreateUnoService("com.sun.star.chart2.DataSeries") データ系列にラベル付きデータシークエンスでデータを設定します。ラベル付きデータシークエンス データ系列の操作
チャートタイプがサポートするインターフェースからデータ系列を操作します。 com.sun.star.chart2.XDataSeriesContainer インターフェースのメソッドを使用します。 取得
チャートタイプからその種類のチャートに含まれるデータ系列を取得できます。 oDataSeriesList = oChartType.getDataSeries() If UBound(oDataSeriesList) > 0 Then oDataSeries1 = oDataSeriesList(0) End If 設定
複数の系列と入れ替えます。既存の系列は消滅します。 oDataSeriesList = Array(oDataSeries1, oDataSeries2, oDataSeries3) oChartType.setDataSeries(oDataSeriesList) 追加
新しい系列を追加します。 oChartType.addDataSeries(oDataSeries) 削除
既存の系列を削除します。 oChartType.removeDataSeries(oDataSeries) 順序の入れ替え
系列の表示順はデータ系列を設定するときの順番で決定されます。addDataSeries メソッドで系列を追加していくと順に後ろに系列が追加されていきます。 oDataSeriesList = oChartType.getDataSeries() oTmp = oDataSeriesList(0) oDataSeriesList(0) = oDataSeriesList(1) oDataSeriesList(1) = oTmp oChartType.setDataSeries(oDataSeriesList) 1 と 2 が入れ替わります。 プロパティ
データポイントのプロパティと同じ一連のプロパティを持ちます。OOoBasic/Calc/chart2/DataPoint 色
データラインの色。 oSeries.Color = RGB(255, 0, 0) シンボル
データ点の色を指定するシンボル。Symbol は com.sun.star.chart2.Symbol struct で指定します。
Style は com.sun.star.chart2.SymbolStyle で指定します。
Style を STANDARD に指定すると StandardSymbol で指定したシンボルが使用されます。
aSymbol = CreateUnoStruct("com.sun.star.chart2.Symbol") 注: サイズを指定しないと見えないデータ点が描かれます。手動で作成したチャートの散布図のデータ点は 250, 250 (2.5 mm) です。 |